【レビュー】「iPhone XS」iPhone Xから変える意味はあったのか?

「iPhone X」から「iPhone XS」に変えてみました。

あまり代わり映えしないように思いますが、
「iPhone Xから変える意味はあるのか?」をテーマにレビューしたいと思います!

「iPhone XS」は何が変わった?

大画面サイズ「iPhone XS Max」が選べるように

iPhone XS
これまではホームボタンレスのiPhoneは、5.8インチのディスプレイのモデルしかありませんでした。

今回、従来のiPhone Xと同じ5.8インチの「iPhone XS」の他に、iPhone史上最も大きな画面6.5インチの「iPhone XS Max」が登場しました。

6.5インチというと、一昔に流行った「Nexus 7」などの小型タブレットに匹敵する画面サイズ。

電子書籍や動画鑑賞など、タブレットに近い使い方も快適にできるのではないかと思います。

「A12 Bionic」「メモリ4GB」で処理性能が向上

iPhone XS
「iPhone XS/XS Max」「iPhone XR」では、「A12 Bionic」を搭載し、「A11」よりも最大15%高速で、最大50%少ない消費電力、最大50%高速グラフィック性能が向上しています。

また「iPhone XS/XS Max」では、メモリが4GBに増量されているとの情報もあり、アプリの切り替えなど、全体的なレスポンス向上も期待できます。

※「iPhone XR」は3GBのようです。

カメラも進化

iPhone XS
「iPhone XS」ではセンサーサイズが約30%大きくなり、レンズに取り込める光の量が増え、より高画質に撮れるだけでなく、暗い場所でも明るく写すことが可能になりました。

また「スマートHDR」を新たに搭載したことにより、写真の明部と暗部により強くなります。

そして、iPhone Xでもお馴染みのポートレートモードですが、「iPhone XS」では「深度コントロール」という機能で、撮影後にぼかしレベルを調整できるようになりました。

Face IDが進化

iPhone XS
Apple公式サイトでは、

瞬時にロック解除。先進的なSecure Enclaveと新しいアルゴリズムにより、Face IDがさらに速く。さらに魅力的な機能になりました。

と書いてあり、センサーが変わったなどとのことは書かれていません。
恐らく処理性能が上がったことや、ソフトウェアの改善により「Face ID」の反応速度も上がるのかなと思います。

耐水性能アップ

  • iPhone X  IP67等級
  • iPhone XS IP68等級

耐水性能が上がり、より水に強くなりました。
最大水深2メートルで最大30分間まで大丈夫だとか…!

ただあくまで「耐水」なので完璧な防水ではありません。

お風呂などでの使用ではまだまだ心配ですし、長く使用しているとパッキンなどが劣化し、水没してしまう可能性もあります。

お風呂で使う場合は、防水ケースやジップロックに入れて使用することをおすすめします。

通信速度が速くなる

「iPhone X」では2×2 MIMOアンテナだったのに対し、iPhone XSでは4×4 MIMOアンテナになり、アンテナ数が倍増しています。

これにより通信速度、ダウンロード速度が爆速になるようです。

バッテリーが切れてもSuicaが使える

iPhone XS
「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」では「予備電力機能付きエクスプレスカード」を搭載し、Apple Payが地味に進化。

「iPhone 7/8/X」など従来のiPhoneでSuicaを利用するには、iPhone本体にバッテリーが残っている必用がありました。

ところが「iPhone XS/XS Max」では、端末のバッテリーとは別に「予備電力」が新たに内蔵され、本体のバッテリーが切れた状態でも、エクスプレスカードに登録したSuicaが使えるようになっています。

終電ギリギリに乗られる方で、バッテリーを使い切ってしまうことがあるなんて方には、神機能ではないでしょうか。

ワイヤレス充電の速度が向上

「iPhone 8/X」から追加された「ワイヤレス充電」ですが、XSではフル充電までの時間が30分短縮されます。

まだまだ有線ケーブルには速度が及びませんが、ケーブルの抜き差し不要で充電できる利便性は高いです。

管理人はまだ有線充電で、布団の中でギリギリまでiPhoneをいじってから寝るのですが、眠い状態でケーブル挿すのが意外と大変。
そろそろワイヤレス充電器に移行しようか考え中です。

デュアルSIM(eSIM)が使えるように

「nano-SIM」と「eSIM」が使えて、2つのモバイル通信プランの使い分けが可能となります。

またDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)テクノロジーを採用しているため、両方のSIMで電話を受発信が可能。

残念ながら現在日本では「eSIM」に対応しているキャリアがないため、利用できませんが、今後利用できるようになると思います。

格安SIMの利便性が格段に上がりそうな予感。

また国によっては「eSIM」ではなく、「nano-SIM」が2枚入るモデルになるそうです。

新色「ゴールド」追加

iPhone XS
「iPhone X」では「スペースグレイ」と「シルバー」の二色しかありませんでしたが、今回新たに「ゴールド」も選べるようになりました。

金色のガラスパネルとステンレスなので、とても高級感あるカラーです。

後からゴールドが追加されるのはApple製品の定番ですね。

容量「512GB」が追加

「iPhone X」では「64GB」と「256GB」の2つの容量から選べましたが、今回は新たに「512GB」も追加されました。

一般的な使い方ではそこまで用事ないと思いますが、4K動画を撮る方などにはいいかもしれませんね。

管理人は「iPhone XS 256GB スペースグレイ」を選択

iPhone XS

「iPhone XS Max」にしなかった理由

最初は、興味本位で「iPhone XS Max」にする予定でしたが、やはり「片手でも使用したい」「ポケットに入れやすいほうがいい」などのことを考え、無難にこれまでとサイズの変わらない「iPhone XS」を選びました。

iPhone史上最大6.5インチディスプレイの「iPhone XS Max」も、タブレットに近い使い方もできそうなので、非常に魅力的ではあります。

ただ「iPad Pro」も持っているので、iPhoneとiPadを使い分けたほうが、どんな場面でも快適に使えるのではないかと思ったんです。

iPhoneはどんなに大画面になろうと、iPadの大画面サイズには劣るため、iPadで作業したほうが圧倒的に情報量が多いです。

iPhoneは常に携帯する電話のため、コンパクトなほうが持ち運びもしやすいですし、片手でも使える。(iPhone XSでも片手操作が快適とは言えませんが)

外でサッと使いたいときも、あまり大きすぎるとポケットやカバンから取り出すのも億劫に感じてしまいますし、外では小さいほうが使いやすい。

そう考えると無理してiPhoneを大画面化するよりも、iPadと使い分けた使い方のほうが僕には合っていると思い、Maxは選びませんでした。

また「iPhone XS/XS Max」では、従来の「Plus」にのみデュアルカメラが付くといかそういう差別化はありません。
どちらも性能はまったく同じで画面サイズのみの違いしかなく、小さいほうでもスペックが変わらないのもMaxを選ばなかった理由の1つ。

そして「iPhone XS」でもベゼルレスで従来のスマートフォンから比べると、かなり大きな画面です。

容量は「256GB」

「iPhone X」までは64GBを選んでいました。

これまでは「iCloud」を使ったり工夫することで64GBでも十分足りていたのですが、「Apple Music」を使い始めるようになり、音楽のダウンロードでカツカツになってきたんです。

聴かなくなった音楽を消したり整理することで大丈夫だとは思うのですが、整理するのも意外と面倒なのと、せっかくの音楽定額サービスを思いっきり楽しんでみたいと思い、今回は256GBを選択しました。

256GBもあれば、大容量の動画を詰め込んだりしない限り、容量不足で悩まされる心配はほぼないですね。

というか、半分も使い切れないかも…(汗)
128GBモデルがあったらいいな~

色は「スペースグレイ」

「iPhone X」でもスペースグレイを使っていたのですが、ダーク色なステンレスがすごくかっこよくて大変気にっていたため、同じ「スペースグレイ」をまた選びました。

見た目は、スピーカーの穴の数とか細かい変更しかないのでほとんど変わりません(笑)

開封

iPhone XS
それでは開封していきます

iPhone XS
「Designed by Apple in California」

iPhone XS
一番テンションが上がる瞬間

iPhone XS
付属品は、

  • EarPods with Lightning Connector
  • Lightning – USBケーブル
  • USB電源アダプタ
  • マニュアル

ちなみに、iPhone本体からイヤホンジャックがなくなってから、これまで付属していた「Apple Lightning – 3.5mm イヤホン・ヘッドフォンジャックアダプタ」は今回付属していません。

「AirPods」が快適すぎるので管理人はなくても困りませんが、お気に入りの有線イヤフォンを使いたい方は別途購入が必要です。

まるで一枚の板

iPhone XS
iPhone XS
かっこいいいいいい

と言っても、デザインは「iPhone X」とほとんど変わりません。

iPhone XS
「iPhone XS/XS Max」専用の壁紙は、True Depthカメラのノッチをうまく隠すデザインです。

「iPhone X」と並べてみた

iPhone XS
左が「iPhone XS」、右が「iPhone X」

iPhone XS
うん、まったく一緒。

背面カメラの位置が若干変わっているとの情報がありますが、見ただけではわかりませんね。

iPhone XS
左側のスピーカー穴の数が減っており、その部分にアンテナが増設されています。

アンテナの数が増えてLTE速度が上がるみたいなので、このアンテナです。

元々、左側の穴からは音が出ていないため、穴が減っても音質には影響はないようです。

iPhone Xのケースは種類によっては使えない

見た目は、スピーカーの穴が減ったくらいしかわかりませんが、実際にはカメラの位置が若干ずれて、ケースによっては従来のケースが使えない可能性があります。
iPhone XS
僕が使用していたAnkerのケースはギリギリ大丈夫でした。

iPhone XS
「XS対応品」のケースはカメラ部分の開口が大きくなっているので、余裕で装着できます。

またマグネット内蔵の手帳型で、蓋の開け閉めに連動してスリープ/スリープ解除されるケースがありますが、マグネットの位置が変更になったそうで、スリープの連動がうまくいかないようです。

薄いケースで有名なパワーサポートの「エアージャケット」は公式サイトで、「X用はXSには着用できない」とアナウンスされており、新たにXS専用のケースも発売予定だそうです。

「iPhone XS」を使ってみた感想

iPhone XS

体感速度の変化はそこまで感じない

管理人は最新のゲームや、重たいアプリはほとんど利用しないので、「iPhone X」との体感速度はほとんど変わらないと感じました。

というか「iPhone X」でも十分すぎるほど高スペックなので、処理性能で不満を感じたことはなかったです。

しかし「iPhone」ではメモリが3GBだったのに対し、「iPhone XS」では4GBに増加しています。

メモリ4GBというと、最新のエントリーモデルのパソコンでよく積まれているメモリ容量なので、もうiPhoneはパソコンと言ってもいいほど。

逆に数年前に購入した「MacBook Pro」よりもサクサク動いている感じもする…
(OSから違うので比較できませんが)

スマートフォンもここまでくると、昔よりも買い替え頻度を下げてもいいのかもしれません。

仕事用に「iPhone 6s」も使っていますが、最新のiOS 12も使えますし、まだまだ現役で使っている方も多いです。

しかし6sはもう3年前の端末なので、さすがに「iPhone XS」とは処理速度が天と地との差があります。
6sでは少しPDFを開くだけで結構時間もかかりますし、固まることもしばしば。
「iPhone XS」では同じ作業をしてもサクサクなので作業の効率が全然違います。

ただ、3年以上は快適に使えるのは間違いなしですね!

Face IDが若干早くなった気がする

「iPhone X」でもiOS 12にアップデートすることでFace IDの認識速度が改善されましたが、処理速度が向上し、新しいアルゴリズムを搭載している「iPhone XS」のほうはそれ以上に早く感じ、これまで多少もたつきを感じていたFace IDが本当に快適になりました。

失敗する頻度も下がり、Face IDの不満がほぼなくなっています。

Touch IDが「iPhone 6s」で第二世代になったときほどの感動はありませんが、確実に進化しているのは感じました。

Touch IDからの移行に不安がある方、安心してください。Face IDは快適です。

※マスクを着用した状態では変わらず使用できません。

カメラは明らかに進化している

カメラのスペックだけではほとんど変わりないように思いますが、センサーサイズの拡大や、スマートHDRの効果により、結構進化しています。

とくに暗いところでの白飛びがだいぶ改善され、夜景に強くなっています。

夜景を撮りに行きたかったのですが、仕事でなかなか撮りにいけなかったので、暗い部屋でのMacBook Proを撮影してみました。

iPhone X

iPhone X

iPhone XS

iPhone XS
「iPhone X」では、モニター、キーボードライト以外はほとんど暗くて見えませんが、「iPhone XS」では、周りの机の色が見えやすくなっています。

iPhone X

iPhone X

iPhone XS

iPhone XS
拡大してみても、キーボードライトの光っている文字が「iPhone X」ではつぶれているのに対し、「iPhone XS」ではくっきり写っています。

クリスマスシーズンの夜景を撮ったら凄いのが撮れそうですね…!

ポートレート深度調整がなかなかいい

iPhone XS
「iPhone X」にも搭載されていた、背景をぼかした写真が撮れる「ポートレートモード」でしたが、「iPhone XS」ではぼかし具合が自分で調整できるようになりました。

「iPhone X」のときは、「もっとぼかしたい」「もう少しぼかしを弱めたい」と思うことがしばしばありましたが、「iPhone XS」では自分でぼかし具合を調整できるので、より写真が楽しめるようになりました。

写真が好きな方や、インスタグラムをやられている方には、この機能は使えると思います。

現在は写真撮影後にしか調整できませんが、iOS 12の今後のアップデートで、リアルタイムでぼかしレベルを調整しながら撮ることもできるようになるようです。

「iPhone X」から変えた意味はあったのか?

iPhone XS
僕の場合はこれまで使っていた「iPhone X」が64GBモデルで容量が足りなくなってきていたので、容量が256GBに増えただけでも変えてよかったと思っています。

しかし、もし初めから「iPhone X」で256GBモデルを選択していたら、正直「iPhone XS」へは別に変えなくてもよかったのかなと思っています。

処理性能も最新のハイスペックが必要なゲームやアプリもしないのであまり効果を体感できていませんし、カメラも「iPhone X」でも十分キレイで満足。

Face IDはわずかに早くなりストレスフリーになりましたが、「iPhone X」でもiOS12でそこそこマシになっています。

現在「iPhone X」をお使いの方で、iPhoneで写真をたくさん撮る方や、ハイスペックを要求するゲームをやられる方は「iPhone XS」に変えても満足いくと思いますが、上記の使い方にそこまで拘らない方なら無理して変える必要はないのかなと思いました。

しかしこれは「iPhone X」が高い完成度を誇っていたということ。
「iPhone X」以前のiPhone・スマートフォンをお使いの方なら、さらに強化された「iPhone XS」に変えるメリット大です。

また「Max」の画面サイズが気になる方なら「iPhone X」から変える価値は十分にあります。

まとめ

  • 文句の付け所がないパーフェクトなスマートフォン
  • 「Face ID」が進化して不満がなくなった
  • 「iPhone X」からなら変えなくてもいいと思う

以上、「iPhone XS」を使ってみたレビューでした。
1週間くらい使った感想でしかありませんが、しばらく使用してからの感想や、気付いたことも今後書きたいと思います。

「iPhone XS」は完成度が素晴らしく、文句の付け所がないスマートフォンです。

しかし、これまで使っていた「iPhone X」でも十分すぎるほど高性能。
iPhone Xを現在お使いであれば、費用対効果は薄いので、とくに不満がなければ買い替えなくてもいいと思います。

ホームボタンのある従来のiPhoneからベゼルレスのiPhoneに変えたい方には大変おすすめ!性能も機能もかなり変わりますよ。

もし購入を考えている場合は、下取りを利用するのがおすすめです。
目立った傷のない1、2年前のモデルならそこそこの金額で売却できるので、うまくやりくりすれば意外と安く新型モデルに買い替えられます。


ABOUTこの記事をかいた人

アバター

Apple製品を愛してやまないアラサー男子。Apple製品、ガジェット品のレビュー、選び方、お得な情報を中心に配信しています。ラッコの貝殻のようにiPhoneが離せないのでラッコの姿をしています。フォローしていただけると励みになります!